アドオン作りの基礎 - アイテム編#1
手順をふんで、できるだけ簡単にアイテムの作り方を解説します!
前回の記事(アドオンづくりの基礎#2)の
「追加するコンテンツのフォルダ」まで手順を進めているのが前提です。
アイテムを追加するためにはビヘイビアパックとリソースパックの両方を作る必要があるので分けて説明しますが、 どっちでの作業なのか注意して進めてください。
● テクスチャを用意
リソースパックのtexturesフォルダ(なければ新規作成)の中にitemsフォルダを作ります。
その中にテクスチャファイルを入れてください。今回は「simple_item.png」であるとします。
┣ manifest.json
┣ pack_icon.png
┗ textures
┗ items
┗ 〇〇.png
● テクスチャにIDをつける
リソースパックのtexturesフォルダ内にitem_texture.jsonを新規作成します。名前は決まっています。
┣ manifest.json
┣ pack_icon.png
┗ textures
┣ item_texture.json
┗ items
┗ 〇〇.png
内容の意味
上の2行はコピペしたまま気にしなくていいです。
● 表示用の名前
最後に、インベントリ内などで表示する名前を指定します。
リソースパックのmanifest.jsonと同じ層のtextsフォルダにあるja_JP.langファイルを編集します(なかったら新規作成、名前は固定)。
┣ manifest.json
┣ pack_icon.png
┣ texts
┃ ┗ ja_JP.lang
┗ textures
┣ item_texture.json
┗ items
┗ 〇〇.png
中には以下のの行を追加します。
内容の意味
● リソースは完成
あとはこの記事(アドオンづくりの基礎#2)の 「圧縮」以降の手順になります。
● アイテムの本体を作る
itemsフォルダの中にsimple_item.jsonを新規作成します。ファイルの名前は自由です。
┣ pack_icon.png
┣ manifest.json
┗ items
┗ 〇〇.json
内容の意味
アドオンIDとアイテムのIDは書き方を守って各自で決めてください。
書き方
アドオンID
アドオン全体で共通のID
アイテムID
個別のID(バニラとカブらないほうがよい)
基本の書式
- アルファベット、数字、「_」「-」以外は使わない
- 頭文字はアルファベット
- アルファベットの大文字は使わないほうがいい
(※1) クリエイティブインベントリのカテゴリを指定します。
詳細

↑ こういうやつ
"construction"(構築)、 "equipment"(所持品)、 "items"(アイテム)、 "nature"(性質)から選んでください。新しく増やせません。
● ビヘイビアも完成
あとはこの記事(アドオンづくりの基礎#2)の 「圧縮」以降の手順になります。
作ったパックを両方ともインポートして確認してみましょう! 以下のことに気をつけてください:
- ワールドの設定で「試験的なゲームプレイ」をオンにする
- ビヘイビアパックとリソースパックの両方を忘れずに適用する
ファイル自体を増やすのか、ファイルの中身を増やすのかに注意してください。
● アイテム本体(ビヘイビア)
ファイル自体をまたitemsフォルダ内に新規作成してください。
┣ pack_icon.png
┣ manifest.json
┗ items
┣ simple_item.json
┣ myitem_2.json
:
┗ myitem_n.json
● テクスチャにIDをつける(リソース、item_texture.json)
ファイルの中身に書き加えていきます。カンマ( , )の忘れには気をつけてください。